「乗客を腕づくで守る」強いキャビンアテンダントを大募集―重慶市

Record China    2006年8月25日(金) 18時43分

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試験官の前で武術を披露し、審査を受ける女性。

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四川省成都に本社を持つ西南航空は、このたび70人のキャビンアテンダントを募集するにあたり、カンフーなどの武術習得者を優先的に採用すると発表した。これはテロ防止策の一環であり、またキャビンアテンダントに、乗客の安全を守る「空の警官」としての役割を持たせるため。こうした試みは、中国の航空会社で初めてだという。同社が優先的に採用するとしているのは、武術を習得しているか警察の特殊部隊などの勤務経験がある女性。女性のみを募集するのは、女性客の要望やトラブルに対処しやすいようにと考慮してのことだ。もちろん「普通話(中国標準語)」の能力や英語力など、一般にキャビンアテンダントに要求される条件も必須だ。採用試験時には、武術専門の試験官が応募者の腕前を確かめるため、面接官たちとともに審査を行った。その結果、かつての警官経験者が実際に一時審査を通過したという。西南航空のキャビンアテンダントとして採用が決定した女性たちは、成都にある武装警察学院にて武術訓練を行う予定だ。

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