<異常気象>7月の降雪にア然!雹の可能性も―浙江省浦江県

Record China    2008年7月24日(木) 11時24分

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23日、浙江省浦江県の亜泰広場で雪が降り、近所住民がデジタルカメラでその経過を撮影。しかし、気象台に降雪の観測記録はない。雪なのか雹なのかをめぐり、専門家の間で議論を呼んでいる。写真は05年、元宵節を迎えた浙江省浦江県。

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2008年7月23日、浙江省浦江県の亜泰広場で雪が降り、近所に住む傅さんがデジタルカメラでその経過を撮影していた。しかし、気象台に降雪の観測記録はなく、降ったのは雪なのか雹なのかをめぐり、専門家の間で議論を呼んでいる。浙江在線が伝えた。

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この現象がみられたのは同日正午のこと。傅さんが家にいると、外で突然暴風が吹くと同時に「雪だ!」と叫ぶ声がしたという。最初は冗談だと思ったが、窓の外をよく観察してみると確かに雪のようなものが降っており、あわててカメラでその風景を収めた。

映像を見ると、最初、まばらに降っていたが、次第に大量になり、今が夏なのか冬なのか分からないほどに。5分ほど降り続き、目撃者も少なくなかった。

一方、浦江気象台では「観測資料には雪が降ったという記録は見当たらない。傅さんの映像だけでは、雪なのか雹なのか判然としない」と話す。

同気象台によると、夏に寒気流と暖気流の対流が激しい場合、大気低層部の水蒸気と氷晶が高層部の低温地帯に押し上げられ固体化し落下するが、これも雹だという。降雪は普通、地表に近い部分が摂氏零度になって起こる現象。映像では、直線的に降る雹と違い、確かに雪が舞っているように見える。稀な現象であり、さらなる分析と研究が必要だという。(翻訳・編集/汪葉月)

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