2008年7月22日、広州日報によれば、雲南省昆明市で発生したバス連続爆破事件で、事件に遭遇した市民から目撃証言が飛び出した。爆発当時、運転手の後部座席に座っていた男が、車内に「黒いビニール袋」を残して下車し、その直後爆発が発生したと話している。地元「生活新報」紙が伝えた。

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事件は21日午前、前後して2件発生しているが、いずれの事件でも、「黒いビニール袋」を持った男性乗客の目撃証言がある。

現在、これら事件を受け、各地で警戒が強められており、市内の路線バスでは全車両で不審物の有無を検査。不審な乗客には運転手が安全検査を行うなど、厳重な体制で運行に当たっている。鉄道駅でも警戒を強めているほか、省内の陸・水路で警戒が強化され、容疑者の逃亡を防ぐ構えだ。高速道路の料金所でも検問が敷かれ、警察が実弾と防弾チョッキを用意して警戒に当たっているという。（翻訳・編集/岡田）