Record China 2008年7月19日(土) 5時45分
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18日、四川大地震によって臥龍パンダ保護研究センターから各地区へ移管されたパンダには、当初地震による心理的な影響からイライラや食欲不振やなどの状況が見られたが、現在は90%以上が回復しているという。写真は福建省福州市に移送されたパンダ。
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2008年7月18日、「四川日報」の報道によると、四川大地震によって壊滅的な被害を受けた臥龍パンダ保護研究センターから各地区へ移管されたパンダには、当初地震による心理的な影響からイライラや食欲不振やなどの状況が見られたが、現在は90%以上が回復しているという。
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同センターから合計25頭の移管を受けた雅安市のパンダ基地の係員によると、移管直後は地震の恐怖の影響で、光や音を怖がり、係員が自分の名前を呼ぶ声を聞いてやっと落ち着く状態だったが、現在は徐々に本来の状態に戻ってきているという。
また、6月下旬に昆明市の野生動物園に移管された3頭は、いずれも2歳未満(人の6歳に相当)と幼く、地震後は特に安心感を失ったようで、新しい環境になかなか馴染めなかった。しかし熱心な対応によって、現在はパンダ本来のユーモラスな動作を見せ、見物のお客さんを喜ばせるところまで回復して来た。
臥龍パンダ保護研究センターの張和民(ジャン・ホーミン)主任は「移管したパンダの90%以上は地震前の正常な状態に戻っている」ことを明らかにした。また、成都パンダ保護研究センターの黄祥明(ホアン・シャンミン)部長は「人々はパンダを非常にか弱い動物だと思込んでいるが、野生の状態で200万年も生存してきており、それなりの適応能力を備えている」と心配ないことを強調した。(翻訳・編集/HA)
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