Record China 2017年11月15日(水) 16時50分
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15日午後2時29分ごろ、韓国南東部、慶尚北道・浦項市を震源とする地震が発生した。韓国気象庁によると、震源の深さは9キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.4と推定されている。資料写真。
2017年11月15日午後2時29分ごろ、韓国南東部、慶尚北道(キョンサンブクド)浦項(ポハン)市を震源とする地震が発生した。韓国気象庁によると、震源の深さは9キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.4と推定されている。
聯合ニュースなど韓国メディアの報道によると、この地震の揺れはソウルなど韓国のほぼ全土で感知され、午後2時49分には同地域を震源とするM3.6の余震が発生している。
震源に近い地域の被害についても画像や映像で次々と報じられており、崩れた壁によって駐車中の乗用車が押しつぶされた様子や、学生寮の天井板がそっくり崩れ落ちた様子、また街のれんが塀が粉々になり路上に散らばっている様子などから、揺れがかなり大きかったことがうかがえる。
ネット上には「怖い」「あの辺りの原発は大丈夫だろうか?」「うちも揺れて、マンションが崩れたのかと思った」など不安げな声が飛び交っているが、なぜかその中に「ありがたい」「これはすごい」と、雰囲気の異なるコメントも目立つ。
彼らが感心しているのは、気象庁から発せられた緊急災害メールの迅速さだ。「災害メールの早さ、すごいな」「うわあ、災害メールがこんなに早く届いたのは史上初めてだ」と驚くコメントが多く、中には「地震の揺れよりも災害メール受信の振動を先に感じた」「災害メールをチェックしたところで揺れ始めた」という人も。
また、「ほぼリアルタイムでメールが来るなんて、国が変わったなあ」「政権が変わったから災害メールもちゃんと来るね!」「まるで地震を中継しているようなメールの早さ、これが国というもの」などとして、文在寅(ムン・ジェイン)政権に改めて感謝するコメントも多数あった。(翻訳・編集/吉金)
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