歴史的な洪水続く「珠江」流域、今年後半も厳重警戒―広東省

Record China    2008年7月17日(木) 12時58分

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16日、中国水利部は、今年下半期、広東省の珠江流域に上陸または接近して大きな被害をもたらす台風は6〜8個になると発表し、警戒を呼び掛けた。写真は6月25日、台風6号「フンシェン(風神)」が猛威をふるう広東省深セン市。

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2008年7月16日、中国の治水行政を管轄する水利部(省)はウェブサイトで、今年下半期、広東省の珠江流域に上陸または接近して大きな被害をもたらす台風は6〜8個になると発表し、警戒を呼び掛けた。中国新聞社(電子版)が伝えた。

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同省では6月、台風6号「フンシェン(風神)」が猛威をふるい、100年ぶりの大雨に見舞われた。専門家によると、同省の珠江流域は今年の異常気象により増水期入りが早く、台風も例年より早く到来した。局地的な大雨による洪水で、10数人の死者も出ている。また、流域のダムは現在、水位がかなり上がっており油断できない状況だという。

これを受けて、珠江地域の防災担当部門は緊急会議を開き、各地方当局に対し「厳重に警戒するよう」指示した。特に、14日に台湾南東部で発生した熱帯低気圧には「十分注意すること」としている。(翻訳・編集/NN)

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