Record China 2008年7月15日(火) 13時34分
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14日、市場報は中国産携帯のシェアが低下し、20%を割り込む危機的な状況にあると報じた。iPhone、シャープ携帯と有力メーカーの新規参入も続き、生き残りをかけた熾烈な戦いが始まっている。写真右はサムソン製、右はレノボ製の携帯。
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2008年7月14日、市場報は中国産携帯のシェアが低下し、20%を割り込む危機的な状況にあると報じた。
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「国産携帯を買うのはほとんど中年。彼らは国産ブランドを信じているし、値段も安いからね。それでも買う人の数は前より減っている」とは北京の大型家電店店員。今や中国産携帯は危機的な状況にある。波導、夏新は巨額の損失を計上し、レノボに続き携帯事業売却を検討しているという。
かつて中国産携帯は外国メーカーのデザインをコピーし人気を集めた。2007年の販売数は1億5000万台を突破し、シェアも30%を超えたが、外国メーカーの大幅値下げ、新製品投入の前に大きな打撃を受けた。
国際的には無名の中国メーカーとはいえ、そのデザインや性能は外国製に劣るものではない。しかしオリジナリティや信頼性の欠如に加え、「待ち受け時間が2か月超」「太陽電池駆動」など詐欺的なまでに機能を誇張された携帯の登場は消費者の信頼を徹底的に失わせるものとなった。
今後、iPhoneの中国販売解禁、シャープの大陸再進出など有力メーカーの新規参入が相次ぐ。一部では中国独自の3G規格「TD-SCDMA」に期待を寄せる声もあるが、規格が普及するかについては疑問視されている。中国産携帯メーカーは生き残りをかけ厳しい試練にさらされることになる。(翻訳・編集/KT)
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