<中華経済>中国−中央アジア間の送ガス管建設が全面着工、世界最長―中国

Record China    2008年7月11日(金) 18時56分

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10日付匯港通訊によると、中国石油最大手の中国石油天然気集団(ペトロチャイナ、CNPC)はこのほど、トルクメニスタン・アムール河流域での天然ガス開発プロジェクトに絡み、中国−カザフスタン間を結ぶ天然ガスパイプラインの建設が9日、着工したと発表した。

2008年6月11日、10日付匯港通訊によると、中国石油最大手の中国石油天然気集団(ペトロチャイナ、CNPC)はこのほど、トルクメニスタン・アムール河流域での天然ガス開発プロジェクトに絡み、中国−カザフスタン間を結ぶ天然ガスパイプラインの建設が9日、着工したと発表した。

同パイプラインの建設に当たっては、先にウズベキスタン国内で6月30日に着工。このほどカザフスタン国内で着工したことを受け、中央アジアから中国を結ぶ天然ガスパイプラインが全面着工したことになる。カザフスタン、ウズベキスタンの両国でのパイプラインは、CNPCと両国の国営石油会社がそれぞれ折半出資して建設を進める。

同パイプラインはトルクメニスタンのガス田を基点にウズベキスタン、カザフスタンを経由して中国中部、東部、南部までを結ぶ。総延長は1万キロを超え、世界最長となる。建設するのは2本で、うち1本は09年末から、2本目も2010年から運転を始める計画。

パイプライン完成後は、30年間にわたってトルクメニスタンから年間300億立方メートルの天然ガスが中国に供給される見通し。(翻訳・編集/KS)

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