<北京五輪>ミサイル車両配備は国際的慣例=物々しい警備が市民の不安呼ぶ―中国紙

Record China    2008年7月10日(木) 10時52分

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9日、五輪会場付近に物々しく配備されたミサイル車両が北京市民の不安を呼んでいる問題に関し、北京晩報は「軍配備は国際的な慣例であり、怖がる必要はない」と呼びかけた。写真は五輪メインスタジアム「鳥の巣」

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2008年7月9日、五輪会場付近に物々しく配備されたミサイル車両が北京市民の不安を呼んでいる問題に関し、北京晩報は「軍配備は国際的な慣例であり、怖がる必要はない」と呼びかけた。

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先月、五輪メインスタジアム「鳥の巣」でミサイル車両の配備が目撃された。巨大なミサイル車両が物々しく鎮座する姿は北京市民の間で不安を呼び、「過剰警備ではないか」との声も上がっている。北京五輪安全保障協調グループ軍業務部の田義祥(ティエン・イーシアン)部長は、2台のミサイル車両を配備したことを認め、このほかにも戦闘機、ヘリコプター、海上艦艇、レーダー網、化学兵器対策部隊など万全の防衛体制を敷いたことを認めている。

厳重すぎる警備のようにも見えるが、2001年のアメリカ同時多発テロ事件以後、国際的イベントに軍を動員することは慣例になっているという。日本で開催された洞爺湖サミットや2004年のアテネ五輪でも会場上空には迎撃ミサイル網が築かれたという。市民はこれを理解し軍の出動に驚かないようにと北京晩報は呼びかけている。(翻訳・編集/KT)

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