2008年7月5日、台湾のグラミー賞こと第19回「金曲奨」の授賞式が台北市で開催され、注目の「最優秀男性歌手」および「女性歌手賞」（いずれも中国語部門）に、ゲイリー・ツァオ（曹格）とターニャ・チュア（蔡健雅）が選ばれた。聯合報が伝えた。

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姉妹ユニットS．O．Sのバービィー・スー（徐熙媛）とシュー・シーディー（徐熙[女弟]）、パティ・ホウ（侯佩岑）、タオ・ジンイン（陶晶瑩）と、華やかな女性4人の司会でも話題を集めた今回の授賞式。昨年も同賞にノミネートされたゲイリー・ツァオは、アルバム「Super Sunshine」で初受賞。シンガポール出身のターニャ・チュアは、アルバム「Goodbye & Hello」で一昨年に続く2度目の受賞を決めた。

今回、最も多くの賞を獲得したのは人気アーティストのジェイ・チョウ（周杰倫）。現在中国でコンサート中のため、会場に姿を見せなかったが、楽曲「青花瓷」で「年度最優秀曲賞」「最優秀作曲者賞（流行音楽部門）」および「最優秀作詞者賞」を受賞。さらに、初監督をつとめた映画「言えない秘密」のサントラアルバムが、「最優秀アルバムプロデュース賞」および「最優秀作曲者賞（流行音楽作品部門）」を受賞している。

このほか、最優秀アルバム賞（中国語部門）を「拉活…」のカレン・モク（莫文蔚）、最優秀バンド賞を「無与倫比的美麗」のソーダグリーン（蘇打緑）が受賞。最優秀ユニット賞には、日本人ボーカルを擁するダ・マウス（大嘴巴）が選ばれている。（翻訳・編集/Mathilda）