2008年7月2日、中国人の平均寿命は50年代初期の40歳から上昇を続け、今や72歳に達したことが中国老年学会の最新データで明らかになった。100歳以上の長寿老人も3万人近くに上る。中国新聞社（電子版）が伝えた。

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中国老年学会会長で、中国の老齢化問題を取り扱う全国老齢工作委員会弁公室の李本公（リー・ベンゴン）常務副主任は、「第1回中国10大長寿老人ランキング」の活動開始を宣言する記念式典で、「中国人の健康は改善され、寿命も延びた」と述べた。100歳以上の長寿老人は90年の6681人、00年の1万7877人を経て、今や3万人近い勢いに増えているという。この「長寿ランキング」の結果は、中国の「敬老の日」でもある9月9日の「重陽節」に発表される。

中国には「長寿村」が数多く存在し、少数民族の里として知られる南部の広西チワン族自治区には「世界5大長寿村」の1つに数えられる巴馬ヤオ族自治県がある。同県にはその長寿の秘訣を探ろうと、日本からも多くの観光客が訪れるという。（翻訳・編集/NN）