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7月2日、台湾の旅行関係者は、本土客に対する「囚人並み」の厳しい規則に「これでは客が呼べない」と頭を抱えている。写真は6月23日、台湾を視察する本土旅行関係者による視察団。
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2008年7月2日、台湾の週刊誌「新新聞週報」は、「百万の観光囚人」と題した連載記事で、本土からの観光客に対する当局の締め付けが「厳しすぎる」と批判した。旅行関係者は、「これでは客が呼べない」と頭を抱える。環球時報が伝えた。
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台湾観光に訪れる本土客には、様々な制約がある。出発前には厳しい審査と20万NT(約70万円)以上の預金証明。台湾到着後は毎晩「点呼」が行われ、観光中でも「抜き打ち点呼」があるという。さらに、ショッピングは1日1か所に限定されている。
これに対し、本土客の受入れで多大な経済効果を期待している業界関係者は、「本土客を馬鹿にしている。これでは思った効果が期待できない」と強く反発している。業界では、毎年600億NT(約2000億円)の利益を見込んでおり、台湾経済復興のカギとも目されているからだ。
関係者は、「これで客足が鈍ったら、我々の努力は水の泡だ。役人達は全く分かっていない」と怒りを露わにする。「囚人並みの扱い」と知った本土客は、それでも台湾観光に行くのだろうか?(翻訳・編集/NN)
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