Record China 2008年6月27日(金) 18時52分
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26日、世界を騒がせた「華南トラ写真事件」の主犯が逮捕され、現地警察が捜査に乗り出していると報道されている。関係者は取材に口を閉ざす。写真は疑惑の写真。林に置いたパネルを撮影したと見られている。
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2008年6月26日、世界を騒がせた「華南トラ写真事件」の主犯・周正龍(ジョウ・ジョンロン)が逮捕され、写真が偽造だったことを認めたとの報道があったが、事の真偽は別にしても、現地警察が捜査に動き出しているようだ。新京報の報道。
【その他の写真】
事件は昨年10月、陝西省林業庁が発表した1枚の写真が発端だった。撮影者は現地の農民・周正龍で、絶滅したと思われていた野生の華南トラの撮影に成功したとされた。これによって、周には賞金2万元(約30万円)が授与される。しかし、件の写真公開直後より、ネットではニセモノ疑惑が囁かれた。当局は写真の偽造を否定したものの、疑惑を晴らさないまま現在に至っている。
一部メディアの報道では、陝西省公安局と安康市公安局が連携して捜査チームを結成、周が居住している村で聞き込みを繰り返しているという。また、写真に関わった陝西省林業局の職員らも4日間に渡る聴取を受け、周に授与した賞金の出所などを聞かれたという。
陝西省林業庁の朱巨龍(ジュー・ジューロン)副庁長はメディアの取材に対し、「現在出張中で、周の逮捕について把握していない」としているのをはじめ、その他関係者は逮捕の1件については固く口を閉ざしている。(翻訳・編集/愛玉)
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