2008年6月25日、オリンピックを8月に控えた北京市で、五輪期間中に選手や役員に提供される食品について、食物アレルギーを引き起こす可能性のあるエビ、かに、卵などの10品目が原材料として含まれる場合、その旨を中国語と英語で列記するよう義務付ける制度が公布された。北京日報が伝えた。

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北京市品質技術監督局（質監局）は、「北京五輪期間中、アレルギー体質の選手や役員に健康被害が発生しないよう、制度を徹底させたい」と語った。同時に、ウェブサイトに詳しい基準を掲載し、食品メーカーなどの担当者が自由に検索、閲覧できるようにもしたいという。

質監局はまた、安全性を高めるため、食品加工に携わる従業員の衛生管理も徹底。トイレに入った後やくしゃみや咳をした後、耳や鼻、髪の毛に触った後には必ず両手を消毒することなど、細かい基準を定めた。（翻訳・編集/NN）