ダム決壊、下流域で1万人以上が被災―内モンゴル自治区

Record China    2008年6月26日(木) 21時44分

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26日、連日の大雨により25日、赤峰市アルホルチン旗にある沙堰ダムが決壊し、下流域に住む1万人以上が被災した。広範囲の農牧草地が水害に遭った。写真は内モンゴル自治区赤峰市。

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2008年6月26日、中国広播網によれば、連日の大雨により、25日、赤峰市アルホルチン旗にある沙堰ダムの副ダムが決壊し、下流域に住む1万人以上が被災したほか、広範囲の農地と牧草地が水害に遭った。

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アルホルチン旗人民政府によれば、6月23日以降、アルホルチン旗北部は150mm以上もの大雨に見舞われ、特に24〜25日未明にかけては降雨量が102mmに達した。短時間できわめて強い雨が降ったことにより、ダムの水位が急激に上昇し、25日朝、副ダムが決壊した。約1万6000人が被害を受けたほか、流れ出した水により、一部の村で家屋が倒壊、約2666平方キロメートルの牧草地が水に流されたという。

沙堰ダムは貯水量355万立方メートルの小型ダムで、総流域面積は約7800万平方メートル。現在まで、周辺地域における死亡者の報告は入っていない。現地政府機関が対策と救援活動を進めており、被災者を安全な場所へ避難させるとともに、具体的な被害状況について調査を行っているという。(翻訳・編集/岡田)

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