日本の街角でたまに見掛ける光景、韓国で「私もまねしたい」の声が続々―韓国ネット

Record China    2017年11月9日(木) 7時30分

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6日、個人の日常を素材にした内容をニュースに取り上げる韓国のオーマイニュースが、「マンションの入り口で出会った“美しい心”」との記事を報じ、反響を呼んでいる。写真は韓国のマンション。

2017年11月6日、個人の日常を素材にした内容をニュースに取り上げる韓国のオーマイニュースが、「マンションの入り口で出会った“美しい心”」との記事を報じ、反響を呼んでいる。

「最近、隣に誰が住んでいるかも分からず世知辛いマンション生活。それでも、まるで春のように温かい方々が、生きる楽しみを感じさせてくれる」――こんな書き出しで紹介されたその「美しい心」の正体は、掲載された数枚の写真に見て取れる。

マンション入り口にある各戸の郵便受けの下に置かれた段ボール箱。近づいてみると、「必要でしたらお持ちください」の文字。箱の中には色鉛筆やサインペンにクレヨン、筆入れやノートに貯金箱など、子どもの学用品らしきものがいっぱいに詰められている。

どれも新品ではなさそうだが、色鉛筆やクレヨンはすべての色がそろっており、「きちんと使えるものだけを選んで詰めた様子がよく分かる」という。

日本では住宅街などを歩くと、たまに「ご自由にお持ちください」と書いたメモに出くわすことがあるものだが、韓国ではこうしたことはまれのようだ。記事は「こうしたささいな分かち合いが日常化し、韓国社会に共に生きる共同体が形成されることを望む」とまとめている。

これには一般のネットユーザーからも「私もやってみようかな?」「まねしたい」「こういうことが日常になるといいね」「こうやって出しておくのもなかなかいいな。うちの息子も使わないペンやノートがたくさんあるし」と前向きな反応が多数寄せられており、「うちのマンションでは以前から入り口にテーブルを置いておいて、使わなくなった物を分け合っているよ。ごみを出す人は一人もいない」と実体験を紹介するコメントが寄せられている。

また、「最近でもこういうことをする人がいるんだね」と感心する声や、少数ながら「ヨーロッパや米国、日本では当然のことが、韓国ではニュースになる。それだけ地獄ということだ」と世知辛い世の中を嘆く声もあった。(編集/吉金

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