5000年前に身長180cmの古代人、日中関係のルーツ解明か―江蘇省徐州市

Record China    2008年6月19日(木) 8時8分

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17日、江蘇省徐州市郊外の梁王城遺跡から出土した5000年前の男性の人骨2体は、いずれも身長が1m80cm以上あったことがわかった。写真は06年5月、山東省にある「大[シ文]口文化」(紀元前4300〜同2400年)の遺跡。

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2008年6月17日、江蘇省徐州市郊外の梁王城遺跡から出土した5000年前の男性の人骨2体は、いずれも身長が1m80cm以上あったことがわかった。東方早報が伝えた。

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梁王城遺跡は、春秋時代(紀元前770〜同403年)における江蘇省北部最大の遺跡で、5000年にもわたる文化層が重なっている。1957年、南京博物院によって発掘された。4年前、徐州博物館との合同チームが行った調査では、10基以上の墓穴が発見され、およそ5000年前の男性の人骨2体が出土した。この人骨には、日本でも渡来系弥生人の間で流行した祝い事や服喪の際、健康な上顎側切歯(=上前歯の両横にある歯)を抜く「抜歯風習」の跡が見られるという。

徐州博物館の考古学専門家、原豊(ユエン・フォン)氏は、「ここに埋葬されている成人のほとんどは『抜歯』されている」と指摘。専門家の間では、古代の中国大陸と日本との関係をひも解く上で重要な鍵になるのでは、と期待が高まっている。(翻訳・編集/NN)

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