<四川大地震>生徒置き去りで逃げ出した中学校教師の替え歌、ネットで大流行―中国

Record China    2008年6月15日(日) 8時50分

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6月13日、四川大地震で生徒たちを教室に残したまま自分1人で逃げ出した中学校教師が話題になったが、今中国のネット上で彼を題材にした替え歌が大流行している。写真は6日、北京でテレビ出演する同教師。

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2008年6月13日、現在中国のインターネット上で大人気となっている替え歌「範(ファン)よ、走れ!走れ!」は「人としてCNNのようになるな」で大ブレイクしたネット歌手、慕容萱(ムー・ロンシュエン)が歌っているが、この歌はまもなく携帯電話の「着うた」としてダウンロードサービスが開始される。「重慶晩報」が伝えた。

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四川大地震発生時、生徒たちを教室に残したまま1人で校舎から猛スピードで逃げ出した中学校教師の範美忠(ファン・メイジョン)。安全な運動場に誰よりも先に到着した彼は、全国から猛烈な非難を浴びて一躍有名人になった。ネット上では「ウサギより速い逃げ足の持ち主」となじられ、「範[足包][足包](ファンパオパオ=パオは「走れ」の意)」というあだ名までつけられた。

現在大流行している「範パオパオ」の歌は、1998年のサッカー・ワールドカップのテーマソングでリッキー・マーティンが歌った「La Copa de la Vida (ラ・コパ・デ・ラ・ヴィダ)」の替え歌。徹底的に範美忠を嘲笑する歌詞で、サビの繰り返しの部分は「範パオパオ、走る、走る」となっている。当の範美忠はこの替え歌について同紙記者に「個人攻撃だ」と非難したが、法的手段をとるつもりはないとのこと。(翻訳・編集/本郷)

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