2008年6月8日、「エコロジー五輪」を掲げる北京オリンピックが開催まであと2か月に迫り、その環境への取り組みが高く評価されている。中国新聞社の報道。

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北京五輪公式HPによると、北京市はこれまでに160億ドル(約1兆7060億円)をかけて環境対策を行ってきた。具体的には汚染源工場の調査・摘発、グリーンベルトの敷設、産業廃棄物管理の改善、エコロジー仕様の地下鉄・バス車両の導入などに取り組んでいる。また、新たなエネルギー源として風力や太陽エネルギーの利用を試みている。

国連環境計画(UNEP)のアヒム・シュタイナー事務局長もその活動成果を大きく評価しており、「北京が積んだ経験を全国の各都市に生かせば、恒久的な国家的遺産になる」と語っている。(翻訳・編集/愛玉)