<北京五輪><テロ対策>細菌兵器や核施設攻撃に備え、24時間態勢で監視―北京市

Record China    2008年6月7日(土) 18時38分

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6月6日、北京市では188人40班で組織された公共衛生反テロ特別チームが7月1日から24時間態勢で活動する。通報を受けて10分以内に現場に到着、被害の拡大防止に努める。写真は07年12月、湖南省での衛生事件演習。

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2008年6月6日、北京市疾病予防抑制五輪医療衛生保障工作会議が開かれ、40班188人で組織された公共衛生反テロ特別チームを全市に配置、7月1日より24時間態勢で活動することが明らかになった。地元紙「北京晩報」が報じた。

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北京市が先に制定した「北京市突発公共衛生事件応急預案」では、発生した事件事故の危険性や範囲、性質により警戒レベルを「赤=特別重大、オレンジ=重大、黄=比較的重大、青=一般」の4段階に設定。特別重大レベルでは、炭疽菌、ペスト、SARS(重症急性呼吸器症候群)、鳥インフルエンザなどの発症と拡大、原因不明の集団感染病や病原菌の紛失などが含まれる。これらの伝染病には北京市全市と18の区県に配置した19の応急処理班で対応。同処理班は衛星通信車や消毒作業車、検査測定車などの最新装置を有する。北京五輪開催前と同期間中は、この処理班のほかに公共衛生反テロ特別チームも加わり機動性を強化。

また北京市疾病予防抑制センター内に大気中の放射能観測機器を設置。全国および周辺諸国での放射能漏れ事故や核施設へのテロ攻撃を24時間監視する。(翻訳・編集/本郷)

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