Record China 2008年5月28日(水) 5時28分
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26日付の報道によると、シンガポールで学ぶ中国人留学生が麻薬約300gを所持していたところ、鎮江潤州の警察に逮捕された。理由は学費を稼ぎ、親に楽をさせたいからという。写真はシンガポールの大学(資料写真)。
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2008年5月26日付揚子晩報によると、シンガポールで学ぶ中国人留学生が麻薬約300gを所持していたところ、鎮江潤州の警察に逮捕された。学業優秀で日頃から親孝行をしっかりとしていたこの学生、学費を自分で稼げば親に楽をさせられると考え、麻薬の密売に手を染めたという。
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警察によると、学生の父親は鎮江市内に働く労働者。母親もパートをしていた。ともに質素な生活を送り、子どもの学費に当てていた。学生も卒業まで残り1年で、同時に二つの学位を得るほどの優秀な人物だという。
しかし、問題は鎮江に帰郷した時に起きた。あるバーで若者が現金で麻薬を購入し吸引しているのを見た。そこで学生は「自分で麻薬を取引できれば、学費を稼ぐことができ、両親に楽をさせられるのではないか?」思いつく。
学生は秘密ルートから麻薬を入手。5月17日早朝、市内の旅館の一室で客が購入しに来るのを待っていた。ところが、警察はこの学生の行動をすでにチェック済みで、部屋に突入した。彼はベッドの上で悠々とテレビを見ている最中。しかし枕元には白い粉の入った袋が。
彼が所持していたのはケタミンと呼ばれる新種の幻覚剤。合計318g所持しており、末端価格は約2万元(約30万円)になる。中国の法律では200g以上麻薬を所持していたら死刑。極刑は免れないだろう。(翻訳・編集/小坂)
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