2008年5月26日、26日付新京報によると、中国国家電力網公司は25日の四川大地震の復旧活動に関する会見で、変電所や送電網の損壊など地震による損失が初期の概算で100億元超に上ることを明らかにした。

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国有資産監督管理委員会の李栄融主任は先ごろ、同社を含む同委直属の国有企業、中央企業の地震による損失が300億元に上ることを明らかにしており、同社だけで3分の1を占めることになる。

現在は政府の被災地再建計画に基づき復旧作業を進めており、傘下の四川電力公司が経営する被災エリア60県のうち52県で電力供給を再開。残り8県についても、移動式発電車両を投入して電力を供給している。

同社は08年1月下旬に中南部を襲った記録的な大雪で104億5000万元の損失を被っており、今回の地震を合わせると損失の合計は200億元以上となる。（翻訳・編集/HI）