<四川大地震>被災の「パンダの里」、一部移転も―浙江省

Record China    2008年5月26日(月) 11時51分

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25日、地震で被害を受けた臥龍パンダ研究センターの一部を移転する可能性が出ている。候補地としては現在浙江省が最有力だという。写真は五輪を記念して北京に送られたパンダ。

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2008年5月25日、中国国家絶滅危惧野生動植物種遺伝子保護センター浙江省担当の葛雲法(ガー・ユィンファー)氏は地震で被害を受けた臥龍パンダ研究センターの一部を移転する計画が持ち上がり、その候補地としては現在浙江省が最有力となっていることを明かした。中国新聞社が伝えた。

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「パンダの里」として知られる臥龍パンダ研究センターは四川大地震により大きな被害を受けた。地震に驚いて3頭のパンダが失踪したほか、えさとなる竹林が土砂崩れにより壊滅、えさの確保が困難となっている。

近年、竹の開花による枯死、気候変動、開発などの影響によりえさの確保が困難になるなど同センターを取り巻く環境は年々厳しくなっている。また、1か所に集中している場合、今回のような大災害で全滅する可能性もあり、別地域に「第二のパンダの里」を建設することが検討されている。浙江省、江西省、湖北省などが候補に挙がっているが、えさとなる竹林の確保、気候条件、研究センターを支える経済条件などから浙江省が最有力候補だという。(翻訳・編集/KT)

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