2008年5月24日、中国広播ネットによると、23日夜、吉林省ハルビン市官轄の五常（ウーチャン）市が竜巻と雹（ひょう）に見舞われ、死亡者1人、負傷者39人を出した。直接的な経済損失は3110万元（約5億1600万円）に上るという。

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竜巻が発生し雹が降ったのは23日夜7時10分（日本時間同8時10分）頃。竜巻の風速は時速113-157マイルで、111の村落を襲った。電力、通信が遮断され、一部の耕地や水田、家屋443戸に被害が及び、死亡者1人、負傷者39人を出した。

五常市政府や党は今回の災害を重視しており、救済作業は夜通し行われた。病院に運ばれた負傷者について入院中は政府部門が水や食品、衣料などを支給する。また、被害を受けた電力・通信施設は当日夜には復旧した模様。このほか、衛生部門はすでに防疫作業を実施している。

24日午前、黒竜江省政治局常務委員会の杜宇新（ドゥ・ユーシン）委員が現地に入りし、被災者を見舞った。同省や市町村の関連部門責任者が救済措置を協議し、被災者の生活問題を解決していくという。（翻訳・編集/汪葉月）