2008年5月23日、中国国務院新聞弁公室が開いた記者会見の席で、ある記者から｢被災地に設置されたテントを政府関係者が自分の親戚を避難させるためだけに使っている｣との指摘を受け、李成雲(リー・チョンユィン)四川省副省長は詳しい事実関係を徹底的に調査し、厳しい処分を行っていく考えを明らかにした。

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李副省長は、｢四川省規律検査委員会と同省監査庁は市場と救済物資の管理強化に関する文書を出し、すでに12の監察部隊を災害地域に派遣、管理を行っている｣と述べた。

また、四川省民政庁の陳克福(チェン・カーフー)副庁長は政府関係者のテント流用に対し、｢我々もこの事を知り心が痛む。素早い対応で徹底的な調査及び厳しい処分をするほかない。今後もメディア各社に管理の強化に当たって協力してもらいたい｣と語った。(翻訳・編集/MM)