<四川大地震>救援物資の横流し発覚!調査監督チームを被災地に派遣―中国

Record China    2008年5月24日(土) 21時25分

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5月23日、四川大地震の救援物資として国内外から被災地に送られたテントや食料の一部が、関係者により横流しされていたことが判明。中央紀律委員会と監察部は被災地に調査班を派遣。写真は23日、広東省での救援物資積込み作業。

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2008年5月23日、四川省の李成雲(リー・チョンユン)副省長は四川大地震の救援物資横流し問題について記者会見を開いた。「中国新聞網」が伝えた。

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この記者会見では、被災地に贈られた救援物資が販売されていたケースや、当局の役人が避難用テントを私的に流用していたケースについての質問が集中。これに対し李副省長は、「このような不正が存在すると知り、心が痛む。早急に事実関係を調査したうえで、関係者を厳しく処分する」と話す一方、すでに中国共産党中央紀律委員会と国家監察部がこの件に関し、現地での調査に動き出したことを明らかにした。

同時に国家財政部は22日、援助物資の監督管理徹底を各行政単位に通達。被災地での義捐金の分配が公正に行われるよう要求した。これにともない、現地当局による搾取や流用、書類の偽造や虚偽の報告などの違法行為に対しては、厳しい処罰が下されることに。(翻訳・編集/本郷)

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