<四川大地震>被災地の仮設住宅、急ピッチで生産―中国

Record China    2008年5月23日(金) 16時20分

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22日、四川大地震被災地で使用される仮設住宅の生産が急ピッチで行われている。仮設住宅の耐震性能は高く、今回の四川大地震クラスの地震にも耐えるという。写真は仮設住宅の建設が進む都江堰市。

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2008年5月22日、文匯報によれば、21日、四川大地震被災地で使用される仮設住宅の生産が急ピッチで行われていることを住宅・都市建設部の関係者が明らかにした。仮設住宅の耐震性能は高く、今回の四川大地震クラスの地震にも耐えるという。

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被災地で使われる数百万平方メートルもの仮設住宅の生産を担うことになった、深セン雅致集成房屋有限公司によれば、仮設住宅の広さは各戸約22.47平方メートル。1平方メートル当たりに使われる資材は重さ12kgで、10年以上使用可能だという。仮設住宅は軽量鉄骨と壁材パネルで作られ、設置、分解が容易な構造になっており、4人の作業員が8時間で100平方メートルの広さを設置可能となっている。現在、工場では作業員が残業に次ぐ残業で生産を急いでいる。

なお、仮設住宅は床材を持たないため、設置場所は、コンクリートが打ってある場所や煉瓦が敷いてある場所など一定の条件を満たす必要がある。また、撤去する際に廃棄物が出ない設計になっているという。(翻訳・編集/岡田)

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