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北京市公安局刑偵総隊九支隊は15日、10月に誕生日を迎える警察犬たちを祝う「お誕生日会」を行った。
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北京市公安局刑偵総隊九支隊は15日、10月に誕生日を迎える警察犬たちを祝う「お誕生日会」を行った。参加したのは北京市公安局警察犬基地の警察犬のほか、業務交流や技能研修を行うために中国各地から北京に来ている警察官が連れてきた警察犬。普段は勇敢に戦う警察犬らも、この日だけは可愛らしい姿を見せ、特製の誕生日ケーキを平らげた。北京青年報が報じた。
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警察犬の「司基丁」は今年4歳になるシェパードで、麻薬や爆弾などの捜査活動に携わり、重要な物証を何度も発見し、事件解決をサポートしてきた。
黒竜江辺防総隊の警察犬「発財」は、警察官と共に北京で研修に参加している。「発財」は今年7歳になるラブラドール・レトリーバーで、普段は大人しいものの、麻薬や爆弾の捜査の際には高い能力を発揮する。
誕生日会で、「司基丁」はピンクのウサギの耳をつけ、「発財」はピンクの王冠をつけて登場した。カメラを意識する「司基丁」は頭を上げて胸を張り、「発財」も可愛らしい姿をずっと見せていた。
警察犬の訓練士によると、警察犬は見た目はかわいいものの、その仕事はとてもきつい。その中には、360度パノラマカメラを背負って任務を終えて帰ってきた警察犬もいた。
北京市公安局警察犬基地は「全国で最も良い警察犬基地、警察犬の技術が全国トップ」を目標にしている。同基地の警察官4人は、警察犬を使って事件を解決する「熟練者」に、「花豹」などの警察犬3匹は「功労犬」に選ばれている。
警察犬技術支隊は昨年、セキュリティチェックや検挙、パトロール、捜査などに、警察犬を1300回以上出動させ、参加した警察官は延べ4300人、警察犬は延べ4000匹に上った。同支隊は各種刑事事件の現場での捜査に24回参加し、参加した警察官は延べ180人以上、警察犬は延べ160匹以上。同支隊は、重大事件の解決や麻薬事件の検挙などにおいて、重要な役割を果たしている。(編集KN)