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21日、四川省環境保護部によると、このほどの四川大地震の被災地内には、32点の民用放射性物質が地面に埋められていたことがわかった。そのうち30点についてはすでに回収しているものの、残り2点はいまだ地中に埋まったままだ。写真はしほう市。
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2008年5月21日、四川省環境保護部によると、このほどの四川大地震の被災地内には、32点の民用放射性物質が地面に埋められていたことがわかった。そのうち30点についてはすでに回収しているが、残り2点は位置を特定し、周囲を立ち入り禁止にしているものの、いまだ回収には至っていない。新京報が伝えた。
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同部門が指す「民用放射性物質」とは病院や科学研究機関で使用されていたもので、残りの2点についても、近く回収措置をとる構え。同部門は現在のところ、被災地で放射線物質から放射線が漏出したケースはないとしている。
また、18日に同省什●市(●=「方」におおざと)の化学工場で液体アンモニアが流出したとのニュースに関しては、同部門は工場周辺および市内の住宅区で液体アンモニアや硫化アンモニアの流出は検出されなかったとしている。
震災被害による環境汚染物質漏出を防ぐために、同部門西南環境保護監督検査センターは20日未明、省内の汚水処理場42か所、ゴミ処理場12か所、飲用水源27か所、国家指定の重点汚染源228か所を精査している。(翻訳・編集/愛玉)
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