BRIDGE 2017年10月15日(日) 6時10分
拡大
中国と距離的に近い日本やタイは中国人観光客に人気の海外旅行先として存在感を示してきたが、中国人観光客の目はこれまでマイナーとされてきた国・地域にも向き始めている。イメージ写真。
中国と距離的に近い日本やタイは中国人観光客に人気の海外旅行先として存在感を示してきたが、中国人観光客の目はこれまでマイナーとされてきた国・地域にも向き始めている。
参考消息網によると、今月8日まで続いた中国の国慶節(建国記念日)連休をめぐり、米CNBCは「中国人観光客に長年人気なのはアジアの都市だが、新たな国々が彼らを引き付けている状況もうかがえた」と紹介。宿泊料金比較サイト・トリバゴでの人気トップ5は香港、東京、大阪、バンコク、パリだったが、「冒険」を求め始めた中国人旅行者の中には「次の休みはもっと遠くへ行こう」と新たな旅の準備を始める人や団体旅行をやめて独自のプランを練る人もいるという。
このほか、中国・微信(ウィーチャット)は「微信ビッグデータレポート」と題し、国慶節連休中にグリーンランドまで行った人がいることを報告。オンライン旅行大手、携程(シートリップ)は今年新たに脚光を浴びた目的地を訪れる中国人観光客が50%を超える勢いで増えたことや、ますます多くの中国人観光客が混雑する観光スポットを避け始めたこと、買い物に重点を置かなくなったことを指摘している。
このような状況について、ある中国市場研究機関の関係者は「『誰も行ったことのない場所』を訪れた中国人観光客は優越感を抱く。これが中間層の現在の傾向」と話し、より多くの中国人観光客がこれまで行くのが困難だった場所を訪れるようになった現状を説明している。(提供/Bridge・編集/Yamaguchi)
この記事のコメントを見る
Record China
2017/10/12
2017/10/11
2017/10/10
2017/10/8
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る