Record China 2017年10月12日(木) 19時10分
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11日、韓国メディアによると、韓国の航空会社が公に発表していない旅客機の危険な衝突危機が今年だけでも7回あったことが明らかとなった。写真はアシアナ航空機。
2017年10月11日、韓国・SBSによると、韓国の航空会社が公に発表していない旅客機の危険な衝突危機が今年だけでも7回あったことが明らかとなった。
報道によると、最近、マレーシア上空を下降していた韓国の旅客機のコックピットに突然、地上接近警報装置(GPWS)が鳴り響いた。空港前に高さ610メートルの障害物があるため、管制所が指示した標準軌道で緩やかに下降しなければならなかったが、急速に高度を下げてしまったのだという。衝突までわずか数十秒の距離で旅客機は急上昇し、幸い事故は免れたものの、過去に起きた大韓航空機のグアム墜落事故の時と同様の危機的状況だった。
また、他の海外の空港ではパイロットが管制所の指示した滑走路番号を誤って入力したまま着陸しようとし、ぎりぎりのところで急旋回する騒動も起きていた。再確認を怠ったことが原因だという。
乗客だけが知らなかったこうした危機的状況は今年だけで7回も発生していたことが韓国国土交通部の文献で確認された。SBSが取材した結果、アシアナ航空で5件、大韓航空で1件、その他の格安航空会社で1件だった。
国土交通部はこれらの航空会社に対し、再発防止策の提出やパイロット間での情報共有、再教育などの措置を実施していると明らかにした。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「本当に恐ろしい」「大事故はある日突然、一気に発生するのではない。非常に小さなエラーが積もりに積もって最後に爆発するんだ。近い将来、何か大変なことが起こりそう」「とはいえ乗らないわけにもいかない。困ったな」など不安の声が寄せられている。
また、7件中5件がアシアナ航空機で起きていることから「アシアナの5件はひど過ぎる」「今後、絶対にアシアナには乗らない」「アシアナのパイロットは乗客をばかにしている」などアシアナ航空に対する批判コメントも多かった。
その他「エリートパイロットがほとんど海外に奪われているから。パイロットの待遇から見直すべき」と主張する声や、「パイロットの英語能力が不十分なのでは?」「それなのにチケットの値段が高過ぎる」などと指摘する声もあった。(翻訳・編集/堂本)
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