村林勇紀 2017年10月11日(水) 20時50分
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中国で生活していると、会話は自然と身に付きますが、勉強をしないと読み書きが伸びません。読み書きを鍛えたいのであればLang-8がおすすめです。資料写真。
中国で生活していると、会話は自然と身に付きますが、勉強をしないと読み書きが伸びません。読み書きを鍛えたいのであればLang-8がおすすめです。
Lang-8をやり続けると、語彙(ごい)、文法、構文がバランスよく上達します。「相互学習で中国語のモチベーションが保てる」「無料でこのレベルの添削はすごい」「スラングや流行の中国語も覚えられる」「コメントで交流できるので、単純に楽しい」「中国人で日本語勉強している友達ができる」といった理由から、独学で中国語を学びたい人には本当におすすめです。私自身も中国語の文法が上達した実感があります。しかも、無料で利用できますので、お金をかけずに独学で勉強したい人の強い味方になるでしょう。
Lang-8は語学相互添削SNSです。簡単に言うと、自分が外国語で書いた日記や論文をネット上に掲載すると、書いた言語を母語の人たちが添削、修正してくれるサービスです。例えば日本人の私であれば、私が書いた中国語の文章を、中国人が添削してくれます。そのかわり、私も中国人の書いた日本語を添削してあげる。という風に、お互いが自分の母語で正しい表現を教えてあげるサービスです。
ネット上でやり取りするので時間を気にせず、教える代わりに教えてくださいというスタンスなので、無料でも学習意欲が高く、質の高いサービスとなっています。現在会員数は40万人を超えており、日本発のサービスでありますが、ユーザー同士がお互いに学習するという特長上、日本語以外を母語とするユーザーも必要で、現在は約7割のユーザーが日本語以外の言語が母語の人たちです。
やってみると分かりますが、間違いは徹底的に添削してくれます。また、添削者も一人ではないので、文章がほとんど赤ペンだらけになることもあります。自分の書き間違いをしっかりと訂正してくれたり、文法的には間違っていなくてもネイティブならこういうふうに書く、など、母語の人が添削してくれるので実践的な中国語が学べます。もちろん自分が教えてもらうだけでなく、日本語を勉強している人に対して添削してあげる必要がありますが、それもまた楽しいです。相互学習というコンセプトですので、皆がそれぞれの言語を上達したいという思いで集まっており、雰囲気が良いのも特徴です。
添削以外にもコメントが書き込めるので、交流サイトとして楽しいです。自分の書いた中国語にリアクションしてくれる中国人がいると嬉しいですし、相手も日本語を勉強している中国人です。先生と生徒という関係ではなく、お互い勉強を教えあうという形なので、同じ苦労や努力を共にしている仲間と感じるようになります。
今回は中国語学習者に向けたサービスの紹介をしました。Lang-8は実際に私も利用していますが、とても使い勝手が良く、何よりも無料でこのサービスを受けられるのは本当にありがたいです。添削してくれる人も丁寧に教えてくれるので、毎日日記をアップするだけでも中国語が上達することは間違いないでしょう。
■筆者プロフィール:村林勇紀
1981年生まれの三重県出身。愛知学院大学卒業。2004年〜2016年無錫市の日系メーカーに勤務。2016年から福岡件に移住し合同会社イマチュウ設立。日本人に向けた中国情報サイト「イマチュウ」と、中国人に向けた日本情報サイト「日本生活哲学」運営。中国と日本に拠点を持ち、毎月往復している。日本での中国ビジネス展開の支援や、中国人集客サポートなどを中心に日中関係の橋渡しを行っている。
1981年生まれの三重県出身。愛知学院大学卒業。2004年〜2016年無錫市の日系メーカーに勤務。2016年から福岡件に移住し合同会社イマチュウ設立。日本人に向けた中国情報サイト「イマチュウ」と、中国人に向けた日本情報サイト「日本生活哲学」運営。中国と日本に拠点を持ち、毎月往復している。日本での中国ビジネス展開の支援や、中国人集客サポートなどを中心に日中関係の橋渡しを行っている。 Facebookはこちら Twitterはこちら※フォローはメッセージ付きで。
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