<四川大地震>地震湖の水位40m上昇、余震続き救援活動は中断―中国

Record China    2008年5月21日(水) 0時57分

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5月20日、四川大地震の被災地、北川チャン族自治県では度重なる強い余震と土砂崩れでできた地震湖が決壊する危険性が高まっており、市街地での救援活動を一両日停止することに。写真は同県の被災地。

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2008年5月20日、中国中央電視台(CCTV)は最も大きな被災地の1つ、四川省北川チャン族自治県での救援活動の様子をレポート。

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北川チャン族自治県ではこの日、度重なる強い余震と上流にできた地震湖が決壊する危険があることから、市街地での救援活動を一両間停止することに。これと同時に、北川チャン族自治県地震対策指揮部は農村部での救援活動の強化を決定した。住民数百人が取り残されている懸坪郷地区では、地震で発生した土砂崩れが川の流れをせき止めたため、水位が40mも上昇。周囲の山全体が水没を始めており、住民の避難は一刻を争う状態。現在、負傷者は武装警察の兵士らがいかだやヘリコプターで病院まで搬送しており、そのほかの住民は海軍陸戦部隊の兵士らが救出に当たっている。

北川チャン族自治県での被災者はすでに全員安全な場所へ避難しており、救援活動を停止した市街地には救出された被災者はいないとのこと。(翻訳・編集/本郷)

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