2008年5月20日、新快報によれば、馬英九（マー・インジウ）氏が本日正式に台湾総統に就任する。総統就任演説の内容と方針については、馬氏と蕭万長（シャオ・ワンチャン）氏の“馬蕭陣営”事務室は最高機密として扱っている。

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台湾「連合晩報」紙の報道によれば、馬氏は19日、米国籍中国人団体である「百人会」（Committee of 100）の傅履仁（フー・ルーレン）会長などと会見した際に、中台関係の改善に意欲的な態度を示したという。

また、“馬蕭”陣営事務室の王郁[王奇]（ワン・ユーチー）報道官は、馬氏が7月には中台間の直行便就航を実現させようとしていることや、将来に中国本土の中学生が台湾で教育を受けられるようにすることなど、中台の若者の相互理解を重視しており、中台間の交流を深めることで前向きな影響が得られるはずだとしていると語った。

馬氏は、正式就任までの間、今後の政策に反映させるため各都市の民意などを求め、各議会議長などと積極的会見を行っているという。正式就任後、行政院長に劉兆玄（リウ・ジャオシュエン）氏、大統領府事務局長に●春柏（ジャン・チュンバイ）氏、国安会事務局長に蘇起（スー・チー）氏を任命する人事令にサインすることになっている。（●＝檐から木偏をとったもの）（翻訳・編集/岡田）