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<四川大地震>余震強く長期に、青海チベット高原の隆起が原因―中国地質調査局

Record China    2008年5月19日(月) 11時56分

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18日、中国地質調査局は四川大地震についての報告を発表。震源が10〜20キロメートルと浅く、揺れの時間が長かったことが被害を大きなものにしたという。写真は空軍が撮影した被害地の航空写真。

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2008年5月18日、中国地質調査局は四川大地震についての初期報告を発表した。それによると、地震はインド洋プレートとアジアプレートが衝突し、青海チベット高原を隆起させたことによって発生した。震源が10から20キロメートルと浅く、揺れの時間が長かったことが被害を大きなものにしたという。新華社が伝えた。

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地質調査局は関連部局の専門家を招集、15日より四川大地震の分析検討会を行っていた。初期の報告として以下3点が発表された。

(1)四川大地震の原因はインド洋プレートとアジアプレートの衝突が青海チベット高原を隆起させたことに由来するもの。衝突によって高原東端部の龍門山断層に大きな圧力がかかっており、四川盆地の硬い大地と挟まれる形で長期に渡り圧力が累積していたものと見られる。

(2)今回の地震は龍門山断層が南西から北東に向かってずれた逆断層型だった。そのため余震は震源地の東北方面で発生している。この種の地震の特徴は地層の圧力の解放が比較的遅い点、余震の規模が強く発生期間が長期にわたる点が挙げられる。

(3)今回の地震は震度10から20キロメートルと浅い地殻で発生している。そのためゆれが強く、被害は大きなものとなった。(翻訳・編集/KT)

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