<四川大地震>工場から有毒の硫酸とアンモニア流出―四川省

Record China    2008年5月19日(月) 6時27分

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5月18日、中国環境保護部が14日まで受け取った報告によると、12日に四川省で発生した大地震の影響で同省内の4か所の工場で、硫酸やアンモニアなどの有毒ガスが流出したという。写真は化学物質が流出したとのデマを流された都江堰市の工場。

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2008年5月18日、北京市の「新京報」は今月12日に発生した四川省大地震で、同省内の工場4か所で硫酸やアンモニアなど危険な有毒ガスが流出していたと報じた。

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中国環境保護部が今月14日までに受け取った報告によると、同省の徳陽市と什●(しほう)市にある化学工場で硫酸とアンモニアが流出。青川県でも食肉工場の大型冷凍庫からアンモニアの流出が確認された。これら4か所の流出事故はすでに処理が完了しており、人的被害は出ていない。

四川省には化学薬品を扱う工場や企業が多数存在しているため、いまだ発見されていない有毒物質の流出がある可能性も。国家安全監督総局の黄毅スポークスマンは、各工場の配管破裂による危険物質の流出に国は憂慮しており、すでに専門家を現地に派遣して調査に当たらせていると述べた。現地では依然余震が続いており、有毒物質流出の危険性は高まる一方だ。(●=方におおざと)(翻訳・編集/本郷)

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