Record China 2008年5月19日(月) 0時28分
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18日、多くの著名人やタレントが被災地へ向けて寄付を表明している中、「少額寄付」のタレントに対し、ネット上で怒りの声や誹謗が沸き起こっている。写真は被災地応援ソング収録に参加するアンディ・ラウ。
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2008年5月18日、四川省で大地震が発生して以来、多くの著名人やタレントが被災地へ向けて寄付を表明しているが、「少額寄付」のタレントに対し、ネット上で怒りの声と誹謗が沸き起こっている。華商晨報が伝えた。
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特に槍玉に上がっているのは、人気俳優のアンディ・ラウ(劉徳華)とバスケットボール選手のヤオ・ミン(姚明)。それぞれ、10万元(約140万円)および200万元(約2800万円)の寄付を発表しているが、“知名度や年収の割に少なすぎる”と、疑問の声が上がっている。
これらの声について、アンディは、「この金額は、地震の第一報を聞いた時に発表したもの」と説明。「地震の復興には、早くて5〜6年は必要。心理的ケア、学校再建など、支援は長い目で考えている」とコメントし、今後も援助を続ける姿勢を示している。
一方のヤオ・ミンは、当初50万元だったのが、少なすぎると批判を浴びて、金額を上乗せしたという噂も。ヤオ・ミン本人は、“上乗せ説”を否定し、金額については、「今できる精一杯」と話している。中国メディアでは、NBAでプレーするヤオ・ミンについて、ここ数年は故障続きで年収が減っている上、中国バスケットボール協会(CBA)に収める多額の費用もあり、本人の言うとおりでは、と伝えている。
記事を掲載した遼寧省の朝刊紙「華商晨報」では、“募金は金額ではなく、その真心に意味があるもの。一部の人が、タレントの募金額を比較しあうのは、非常に遺憾な行為。猜疑的な見方や醜い偏見は捨てるべき”と、記している。(翻訳・編集/Mathilda)
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