<四川大地震>日本隊の活動地でダム決壊の恐れ=緊急避難命令―綿陽市

Record China    2008年5月18日(日) 13時50分

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17日、四川省綿陽市北川県市街地上流に位置する苦竹ダムで決壊の恐れが高まり、北川中学一帯の住民に避難命令が出された。同県以外でも各地でダム決壊の危険性が高まっている。写真は避難する住民。

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2008年5月17日、四川省綿陽市北川県市街地上流に位置する苦竹ダムで決壊の恐れが高まり、北川中学一帯の住民に避難命令が出された。同県以外でも各地でダム決壊の危険性が高まっている。新華社が伝えた。

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17日午後、同県の市街地中心部から約2キロメートル離れた北川中学付近で人民解放軍が市民に避難を呼びかけた。連絡を受けた住民はただちに避難を始めたが、山道のためその速度は極めて緩慢なものとなった。いつ何時ダムが決壊するともしれない危険な状態にもかかわらず、人々はパニック状態に陥ることなく整然と脱出を続けた。

同県は地震の被害が大きく生存者のほとんどが市街地を離れている。残った救援隊が捜索活動と伝染病防止の消毒とを続けている。17日午後、青川県での捜索活動を終了した日本の救援隊も北川県に向かっている。

四川省各地では地震によりダム391基が損傷、危険な状態となっている。また土砂崩れで川が寸断されて作られる地震湖も13か所で発生しているという。(翻訳・編集/KT)

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