2008年5月14日、台湾で行われたあるアンケートによると、「中国の観光客に対し台湾への観光旅行を開放したら？」という質問に対し、86％の回答者が「台湾に経済成長をもたらす」、64％が「地方の発展を促し、文化的特色を生かせる」、40％が「就職の機会が増える」と答えるなど、肯定的な回答が多かったという。「中国新聞網」が伝えた。

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このアンケートは、台湾のサラリーマン約4000人を対象に行なわれ、台湾の中央通訊社が報道した。

「中国の観光客に観光旅行を開放した場合、最も恩恵を受ける産業は？」という質問に対しては、「観光業界」と「飲食業界」という回答が最も多く、「パイが大きくなる」という理由で、27％が関連産業に転職を、12％が起業を考えているという。

一方、回答者の55％が「交通手段と観光路線が未整備」、45％が「地方文化の特色が発揮されていない」、40％が「従業員の質に問題がある」などと回答し、受け入れ態勢の問題点を指摘した。

また「中国の観光客に推薦する台湾の観光スポットは？」の質問には、2004年に完成した101階建ての超高層ビル「台北国際金融センター（台北101）」、太魯閣（たろこ）渓谷を含む「太魯閣国家公園」、世界4大博物館のひとつ「故宮博物院」、国立公園「墾丁国家公園」と「阿里山国家森林遊楽区」、台湾最大の天然湖「日月潭」、台湾最大の夜市「土林夜市」などを挙げた回答者が多かったという。（翻訳・編集/HA）