中国とのTHAAD対立で「韓流」黒字急減―韓国

Record China    2017年9月19日(火) 19時50分

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18日、韓国が文化コンテンツの輸出で稼いだ「韓流」関連収支の今年上半期の黒字額が、2015年下半期以降で最低水準となったことが分かった。高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備をめぐる中国との対立が影響したものとみられる。資料写真。

2017年9月18日、韓国・聯合ニュースによると、韓国が文化コンテンツの輸出で稼いだ「韓流」関連収支の今年上半期(1〜6月)の黒字額が、15年下半期以降で最低水準となったことが分かった。高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備をめぐる中国との対立が影響したものとみられる。

韓国銀行によると、今年上半期の音響・映像および関連サービス収支の黒字は1億7990万ドル(約200億600万円)と集計された。

昨年下半期の2億3420万ドル(約260億4500万円)より5430万ドル(23.2%)減少し、1年前の昨年上半期の2億7610万ドル(約307億500万円)からは約1億ドル(約111億円)急減。15年下半期(1億3320万ドル=約148億1300万円)以降で最低の水準まで落ち込んだ。

月別でも、7月の黒字規模は1750万ドル(約19億4600万円)と集計され、15年9月(620万ドル=約6億8900万円)以降で最低を記録した。

音響・映像および関連サービス収支には、韓流コンテンツと密接な関係がある音楽や映画、テレビ番組などの売買が含まれる。こうしたコンテンツは中国や東南アジアなどで人気が高く、黒字が拡大していた。(翻訳・編集/柳川)

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