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なぜ?韓国・文大統領の生家が大型トラクターでふさがれ封鎖状態に=韓国ネット「気持ちは理解できる」「韓国人の行動は本当に変!」

Record China    2017年9月14日(木) 0時30分

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13日、韓国メディアによると、韓国の文在寅大統領の生家の家主が「訪問客にプライバシーを侵害されている」と主張し、大型のトラクターで出入口を封鎖していたことが分かった。写真は文大統領。

2017年9月13日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の生家の家主が「訪問客にプライバシーを侵害されている」と主張し、大型のトラクターで出入口を封鎖していたことが分かった。

韓国・慶尚南道巨済市によると、文大統領が生まれた同市南井村の生家の家主Aさんは12日、出入り口にトラクター1台を止めた。Aさんは文大統領のへその緒を切った助産師チュ・ギョンスンさんの息子。Aさんは文大統領が当選した後から押し寄せる訪問客に悩み、2〜3カ月前に鉄製のフェンスを設置していた。そのフェンスの前にトラクターを止めたという。

フェンスには「この家は個人の住む住宅です。許可なく侵入することはご遠慮ください。ご理解のほどよろしくお願いいたします」と書かれた貼り紙がしてある。

Aさんは訪問客が無断で家に侵入し、スマートフォンで写真を撮影したり、家具を触ることに強いストレスを感じていたという。

また、「ムンサモ(文大統領を愛する人たちの会)」が設置した立て札と生家のエピソードが書かれた垂れ幕も撤去された。

同市は生家が封鎖された事実を知った後、数回にわたりAさんと話し合いを試みたが、トラクターを撤去することはできなかった。

同市関係者は「文大統領の生家は個人の私有地であるため、地方自治体が開放を要求することはできない」とし、「村の住民がAさんの説得に当たるなど生家開放に向けて努力を続けている。また、今後は他の部処とも協議し、対処法を検討していく」と明らかにした。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「家主の気持ちは十分理解できる。プライバシーは守られるべき」「家主はどんなにつらいだろう?」など家主の行動に理解を示す声が多数寄せられている。中には、訪問客に対し「大統領が人気なのはいいことだけど、配慮する気持ちも大事」「訪問客は最低限のマナーを守ろう。自分のことばかり考えずに…」などと呼び掛ける声も。また「大統領が生まれた場所に行って何をするの?。韓国人の行動は本当に変わっている」「文大統領は政治家?芸能人?なぜこんなにファンが多いの?」などと疑問を投げ掛けるユーザーもみられた。

一方で「すごい発想。次はトラクターで家を破壊するつもり?」「朴槿恵(パク・クネ前大統領)の時代だったら、家主はすぐに逮捕されていただろう」と家主の行動に驚くユーザーや、「トラクターで封鎖するより、プライバシー侵害に関するポスターを村の出入り口に貼っておく方が効果的では?」と提案するユーザーもいた。(翻訳・編集/堂本

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