<四川大地震>「義援金」振り込め詐欺が多発、フィッシングサイトまで!―中国

Record China    2008年5月14日(水) 20時2分

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13日、四川省で発生した大地震に乗じて「義援金詐欺」が発生。義援金目当ての振り込め詐欺やフィッシングサイトが摘発されたという。写真は四川省綿陽市北川チャン族自治県での救出活動。

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2008年5月13日、法制日報(電子版)は、四川省で発生した大地震に乗じて「義援金詐欺」が発生したとの情報を伝え、注意を呼び掛けている。義援金目当ての振り込め詐欺やフィッシングサイトが摘発されたという。

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記事では「義援金詐欺」の手口が複数紹介された。その1つは携帯電話のショートメールで「中国赤十字が義援金受付口座を開設した」と募金を呼び掛けるもの。だが「赤十字」としながら口座の名義人はなぜか個人名義になっていた。また、実際に電話による「振り込め詐欺」に遭遇した人の例では、慌てた感じの中年男性から「被災したからお金を送って欲しい」と頼まれた。だが相手の名前を聞くと、すぐに電話が切れたという。

さらには、実在する「騰訊ネット慈善チャンネル」を本物そっくりに真似たフィッシングサイトも出現。ぱっと見ただけでは見分けが付かないくらい精巧に作られていたが、義援金の振込先がなぜか個人名になっていたことから、ニセモノだと発覚した。

警察当局では、「振込先が個人名義になっていたら、怪しいと思って必ず確認するように」と注意を呼び掛けている。(翻訳・編集/NN)

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