2008年5月12日、重慶紙「時代信報」によると、中国の中央銀行である中国人民銀行副総裁で国家外為管理局（SAFE）局長を務める胡暁煉（フー・シアオリエン）氏は同紙の取材に対し、「人民元の自由兌換に関するタイムスケジュールはない」と述べた。

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胡局長は「人民元の自由兌換という目標は変わらない」とした上で、「中国の金融市場はいまだ発展途上。効果的なマクロ経済のコントロールや、外部の影響に十分耐えられる金融システムの確立が必要だ」と語った。

上海市は「十一五」（第11次5か年計画：06〜10年）期間中に国際金融センターとして発展するための計画を発表しているが、記事では「上海が名実ともに真の国際金融都市になるには、人民元の自由兌換を待たなければならない」と指摘した。（翻訳・編集/NN）