国慶節の海外旅行、日本が人気トップ3入り、韓国はトップ10陥落―大手旅行サイト

人民網日本語版    2017年9月2日(土) 14時20分

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下半期最大の旅行ピークとなる国慶節(建国記念日、10月1日)大型連休が近づいている。携程旅遊網はこのほど、「2017年国慶節連休観光情勢予測報告」を発表した。

下半期最大の旅行ピークとなる国慶節(建国記念日、10月1日)大型連休が近づいている。携程旅遊網はこのほど、「2017年国慶節連休観光情勢予測報告」を発表した。

国慶節旅行の旅行先では、どこが最も人気が高いのだろう?海外旅行では、欧米行き長距離ツアー予約はすでに落ち着き、今は中・短距離の海外旅行予約がピークを迎えている。8月下旬時点での携程のツアー・個人旅行予約データによると、今年の国慶節旅行で、中国人観光客に最も人気が高いと予想される海外旅行目的地トップ10は順に、タイ、日本、米国シンガポールオーストラリア、カナダ、ベトナム、イタリア、ロシア、マレーシア。

トップ3にはタイ・日本・米国がランクインした。昨年トップだった韓国は、今年はトップ10から陥落した。欧州各国や東南アジアのベトナム、フィリピン、カンボジア、マレーシアは、増加スピードにおいて先頭を走っている。カナダ、イタリア、スペイン、チェコ、オーストリア、オーストラリア、ニュージーランドなどの長距離旅行目的地は、ダークホースとなっている。現時点で、携程のカナダフリーツアーへの申込者は昨年の2倍に上り、人気が高い「カナダ東・西海岸+バンフ国立公園+ナイヤガラの滝10泊12日ツアー」は、国慶節連休中はほぼ満席の状態だ。そのほか、オーストラリア・ニュージーランドや東欧向けツアー予約数の増加率も100%を超えている。

携程は、「今後1カ月、日本、タイ、インドネシア・バリ島、カンボジアなど、ビザ条件が緩和された短距離目的地は、まだまだ集客力を発揮し、中国人観光客が最も集中する海外旅行目的地となるだろう」と予測する。海外ツアー予約のほか、携程が取り扱っている国慶節旅行関連ビザ処理件数も大幅に増加しており、一部人気国のビザ申請件数の増加率は50%を上回っている。

携程旅遊ビッグデータ研究センターが発表した「夏季・国慶節期間をずらしたオフピーク旅行価格報告」によると、8月下旬から9月中旬にかけての期間は、ちょうど夏休みと国慶節連休という二大ピークシーズンの「谷間」にあたるため、旅行価格も「低く」なり、海外・国内旅行とも、ツアー平均価格はピーク期に比べて3割以上値下がりする。

携程旅遊は、8-9月ツアー価格変動状況に基づき、9月ツアー価格の前月比下落幅が最も大きい海外旅行目的地トップ10を発表した。トップ10は順に、日本、スリランカ、英国、インドネシア、シンガポール、タイ、モルディブ、マレーシア、ベトナム、フィリピン。日本への旅行は、9月のツアー価格下降幅が最も大きく30%以上で、スリランカと英国がこれに続いた。携程の海外旅行専門家は、「英国、日本、シンガポールへの遊学や親子旅行が特に多く、これにより価格上昇が起こった。夏休みの終了と気温の低下につれて、ツアー価格も下落し始めた。ピークを避けた旅行の予約状況を見ると、日本、タイへの旅行、ビーチリゾートツアーはいずれも人気が高い」と指摘した。(提供/人民網日本語版・編集KM)

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