2008年5月10日、中国最大の結婚相談サイト・百合網は書籍「女性なら幸せな結婚をするべき！結婚トレーニングクラスの真実」を発売した。中国では都市化に伴い女性の自立化が進んでいたが、「結婚こそ女の幸せ」というかつての風潮が復活しつつあるという。中国新聞社が伝えた。

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同書は百合網が中国で初めて開講した「結婚トレーニングクラス」の内容を公開したもの。参加した20人の女性は70日間にも及ぶ厳しいトレーニングを受けた。うち18人がすでに結婚しているという。

男女の人口比が不均等な中国では男性が結婚相手を見つけることが難しく社会問題化しつつあるが、百合網の範江（ファン・ジアン）CEOは女性も恋愛の知識に乏しくふさわしい相手を見つけることが困難なため、結婚できなくなってしまった「剰女」時代が到来したと分析する。

この問題を解決するべく「結婚トレーニングクラス」が開設された。プログラムは責任者の路野（ルー・イエ）が心理学の専門家の協力を得て作成したもので、基礎授業2科目、専門授業9科目から構成されている。最終的に女性がどのように愛を伝え利用するかを教えるという。同クラスの教師は愛を伝えることは習得可能な技術であり、結婚して幸せになることは決して難しいことではないとエールを送っている。（翻訳・編集/KT）