日本を旅行する中国人観光客、マナーが顕著に向上した!―中国メディア

Record China    2018年10月9日(火) 7時40分

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8日、光明日報は、訪日中国人観光客のモラルやマナーが顕著に改善しているとする記事を掲載した。写真は奈良。

2018年10月8日、光明日報は、訪日中国人観光客のモラルやマナーが顕著に改善しているとする記事を掲載した。以下はその概要。

近頃、日中関係の改善に伴い、訪日観光客もますます多くなっている。昨年、日本を訪れた中国本土の観光客数は延べ735万5800人で、前年より15.4%増加した。一方で、中国人観光客による木に登って写真を撮る、吸い殻をポイ捨てする、落書きをするというモラルに欠ける行為が次々と明るみに出て、しばしば日本メディアに注目されてきた。日本の商業者からは「中国人観光客は大きな商機をもたらしてくれるが、一部観光客のマナーには歓迎しかねる」という声も聞こえてきた。

記者の観察によると、実際ここ2年で中国人観光客のモラルに欠ける行為は明らかに減少している。しかも、ますます中国人としてのイメージを意識するようになり、観光客のマナーは顕著に向上した。浅草寺やディズニーリゾートなどの観光スポットでは、長時間の行列に耐えかねて割り込みをする現象が減り、銀座や新宿などの商業地では目当ての商品を買うために大声で叫んだり、けんかをしたりという光景が減った。日本の各大手メディアも、訪日観光客に関する報道を減らしていない一方で、中国人観光客のモラルに欠ける行為に関するニュースは減っている。

総合的に見ると、訪日中国人観光客がモラルや礼儀を重視するようになったのには理由がある。まず、中国政府が宣伝教育を重視したことだ。続いて、個人旅行でも団体旅行でも、観光客がネットメディアや旅行会社を通じて事前に日本の文化風習や関連法規を学ぶようになったこと。そして、日本の現地の観光スポットや商業エリアに、中国語による善意ある注意喚起の掲示板が設置されるようになったことだ。(翻訳・編集/川尻

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