東京五輪のために成田空港が50億円かけてトイレを改修―中国メディア

Record China    2017年8月22日(火) 7時30分

拡大

21日、中国メディアの新華網が、東京五輪を迎えるために成田空港が50億円かけてトイレを改修すると伝えた。写真は成田空港のトイレ。

2017年8月21日、中国メディアの新華網が、東京五輪を迎えるために成田空港が50億円かけてトイレを改修すると伝えた。

記事によると、成田空港は施設の老朽化や2020年の東京五輪・パラリンピックを迎えるため、三つのターミナルにある147カ所のトイレについて大規模な改修工事を行うという。改修は2020年3月までにはすべて完了する予定で、総工費は50億円に上る。

記事は、成田空港は千葉県に位置する主要な国際空港だと紹介。使用頻度が特に高い11カ所のトイレについては特別な改修工事を行い、個室は従来の1.5倍の広さとなり、手荷物の持ち込みが便利になる。また、更衣室や化粧用のスペースも設けられるという。

今回の改修工事で、成田空港の和式便器はすべて洋式に変更される。また、多機能トイレも複数準備し、L型手すりや音声案内、光警報設備などが設置され、障害者も使用しやすいようになる。第2ターミナルのロビーにある2カ所はすでに改修工事が終わり、今月の9日から使用できるようになっている。

日本政府は観光立国をスローガンに、20年までに年間2000万人の外国人旅行者を目標としている。こうした背景の下、特色あるトイレは日本の重要な観光資源であると見なされている。旅行者を呼び込むため、各ホテルや旅館、娯楽設備などではトイレに工夫を凝らすようになっていると記事は伝えた。(翻訳・編集/山中)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携