いずれも起源は日本映画だった?韓国からパクリ疑惑の「中餐庁」、番組ディレクターが盗作否定―中国

Record China    2017年8月19日(土) 11時20分

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18日、韓国の人気番組「ユン食堂」からの盗作が指摘されているリアリティー番組「中餐庁」だが、番組ディレクターは「ユン食堂を見たことがない」とインタビューで語っている。

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2017年8月18日、韓国の人気番組「ユン食堂」からの盗作が指摘されているリアリティー番組「中餐庁」だが、番組ディレクターは「ユン食堂を見たことがない」とインタビューで語っている。鳳凰網が伝えた。

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先月末にスタートし、高視聴率をマークしている湖南衛星テレビの「中餐庁」は、人気スターが海外でレストランを開き、現地の人に料理を振る舞うリアリティー番組。俳優ホアン・シャオミン(黄暁明)、女優ヴィッキー・チャオ(趙薇)といった豪華な顔ぶれの5人がタイのチャーン島に飛び、料理やトークを繰り広げる様子が話題だ。

だが、この番組についてはオンエア以前から、韓国tvN局の人気番組「ユン食堂」にそっくりだと指摘されていた。放送後、ますます高まっている疑惑についてこのほど、番組を制作する王恬(ワン・ティエン)ディレクターがインタビューでコメント。「ユン食堂を見たことがない」と語り、盗作を否定している。

王恬ディレクターによると、「ユン食堂」はもともと日本映画「かもめ食堂」が出発点になっているという。「そういった発想や概念を、誰もが持ってもおかしくない」と話し、「中餐庁」の起源も「かもめ食堂」であることを示すようなコメントをしている。また、「ユン食堂」「中餐庁」とタイトルがそっくりなことについては、「韓国の番組は人名を冠し、われわれのは中華料理という美食文化を表している。根本的に違う」と語っている。

ディレクターは完全否定したものの、レビューサイト・豆瓣(douban)に寄せられたコメントのほとんどが、盗作疑惑に触れたものや、批判の書き込みとなっている。

「見たけどそっくり度は80%以上。これでパクリじゃないわけはない」

「自分たちの創造力がないから、パクるのだけは異常に早い」

「人気スターを集めるカネはあっても、版権を買うカネはないってことか」

「番組が面白ければ、いずれ疑惑よりもそれが話題になるし、そういう例はこれまで何度もあった。だからパクリが終わることはない」 

(翻訳・編集/Mathilda

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