人民網日本語版 2017年8月18日(金) 19時30分
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山西省大同市で、世界初のパンダの形をした太陽光発電所が竣工した。すでに送電を実現している。
山西省大同市で、世界初のパンダの形をした太陽光発電所が竣工した。すでに送電を実現している。新華網が伝えた。
この敷地面積が約1平方キロメートルの太陽光発電所は、山西省大同市大同県杜荘郷土井村西に位置し、昨年11月20日に正式に着工された。本部を香港地区に置く熊猫緑色能源集団が施工を担当した。
この太陽光発電所は黒と白の2種類の色からなり、高い所から見下ろすとかわいらしいパンダの形をしている。パンダの手や耳といった黒い部分は、単結晶シリコン太陽電池で作られており、顔やお腹といった白い部分は、薄膜太陽電池で作られている。
このパンダ太陽光発電所の設計上の設備容量は100MWで、現在すでに第1期の建設を完了している。発電能力は年間50MW。フル稼働後、発電所は25年間で32億kWhのグリーン電力を提供する。これは標準石炭使用量を約105万6000トン、CO2排出量を約270万トン削減する効果だ。同社の職員は、「太陽光発電所のデザインは国宝のパンダだ。これにより若者の太陽光応用への興味と熱意を掻き立て、より多くの新しい力を新エネ事業に招くことができれば幸いだ。太陽光発電所内には青少年センターがあり、太陽光発電所の構造の特徴を理解するため、小中学生に自ら体験し学習する機会を与えることができる」と話した。(編集YF)
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