北朝鮮問題、中国は最悪のシナリオを考える時に来た―米メディア

Record China    2017年9月13日(水) 10時50分

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12日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)は北朝鮮問題で中国は最悪のシナリオを考える時に来たと伝えた。写真は北朝鮮。

2017年9月12日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)は北朝鮮問題で中国は最悪のシナリオを考える時に来たと伝えた。

国連安全保障理事会は11日、北朝鮮の6回目の核実験を受け、北朝鮮への石油輸出の上限を設定するなどした制裁決議を採択した。決議は国連加盟国に対し、ガソリンや石油などの石油精製品の北朝鮮への輸出の上限を年間200万バレルに設定。原油も過去1年の輸出量を400万バレルまでとした。また、北朝鮮の繊維製品の輸出を禁じた。

米朝関係が緊迫化する中、北京大学の国際関係学院院長、賈慶国(ジャ・チングオ)氏はは、「北朝鮮問題で、中国は最悪のシナリオを考える時に来た」と指摘する。緊張が高まり不測の事態が起きることも考えられ、中国は米韓と早急に対策を話し合うべきだろう。これまで中国は北朝鮮を刺激し、孤立させることを嫌い、話し合いを避けてきた。このため、米韓がワシントンで会談をした以外、中国に打つ手はないと言える。

北朝鮮で不測の事態が起きれば、核をどの国が処理するか、難民問題にどう対応するか、北朝鮮の国内秩序をどう保つかなど、懸念材料は山積する。中国は最悪のシナリオを考えつつ、すぐに次の行動を検討すべきだろう。(翻訳・編集/大宮)

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